Vueってどんなソフト？

* [ POSERってどんなソフト？ ]　の方を先に読んでいただくと、分かりやすいと思います。

Vueも、3Dモデリングが出来ない人でも、絵が描けない人でも、手軽に3DCGが作れるソフトです。

前述のPOSERとVueを使えば、こんな絵や、　(クリックで私のギャラリーへ行きます。)


こんな絵を作る事が出来ます。



Vueは、風景を作るソフトです。　別の言い方をすると、絵の背景を作るソフトって感じです。

POSERだけでも風景を作ることはできます。　ただ、私がVueとPOSERを併用して絵を作るっているのは、風景や舞台セットを作る過程でPOSERよりも自由度の高い設定が出来ると考えているからです。


では取りあえず起動してみます。　画像はVue5のものです。



１．
まず、作りたい風景はどんな気候なのかを決めます。　初めからインストールされている気候は晴天や曇り、朝日や夕焼けなど100種類以上あります。




２．
さらに、その気候を編集することもできます。
太陽の高さ、位置、角度。　雲の高度、厚さ、量。　霧やモヤの濃度。　他にも項目はたくさんあります。
ちょっした気象状況のシミュレーターって感じです。




３．
空ができました。
空中に球を浮かべてみました。
ついでに山も作りました。　この山はマウス操作で自由な形に作れます。　渓谷を作ることもできるし、平らに潰して砂浜にもできます。


このままでは地面も山も真っ白でつまらないので、地面と山と球に質感を適用させます。

質感の適用と言うのは、3Dモデルの表面、今回は地面と山と球の表面ですね。　これにリアルな写真や絵を貼り付けて本物っぽく見せる事をいいます。




４．
質感を適用させました。　木の生えた岩と、海と、クロムメッキの質感です。
この質感もたくさんの種類があって、それぞれを細かく編集することができます。
今回だったら、山の草の生え加減とか、海の色とか、球の反射率とか。


ではこれに、さっき POSERってどんなソフト？ で作った女性キャラクターのデータを読み込んで見ましょう。



５．
こんな風になります。
ちょっとカメラアングルを変えてみました。　背景の山には少しブラー(被写界深度)効果をかけてあります。
ブラーと言うのは、よくプロの方の写真に見られる、人物にピントを合わせて背景をぼかすテクニックです。　サンプルにあるような光の輪なんかも簡単に表現できます。


ほかにはどんな絵が作れるのか知りたい方は、私のギャラリーを見ていただくか、リンクページから他の方のサイトを巡ってみてください。　ほとんどが、VueやPOSERで作られた作品です。
国内のVueサイトを集めたリンク集はコチラです。

Vueの日本語版の販売代理店、　[ e frontier ]


ソフト開発元は、「e-onsoftware」です。ここのGalleryにもたくさんの作品があります。

[ e-on software ]


取りあえずの紹介です。　他にもたくさんのサイトが世界中にあります。

かなり簡単な説明でしたけど、POSERとVueと3DCGに興味を持っていただけたら嬉しいです。


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