POSERってどんなソフト?

POSERは、3Dモデリングが出来ない人でも、絵が描けない人でも、手軽に3DCGが作れるソフトです。

POSERと後述のVueを使えば、こんな絵や、 (クリックで私のギャラリーへ行きます。)


こんな絵を作る事ができます。


通常、3DCGを作成するには3Dモデリングと言う作業が必要です。
3Dモデリングと言うのは、3Dモデリングソフトを使って、ポリゴンというモノを変形加工して色々な物体を作る作業です。

例えるなら、パソコンとマウスを使って、彫刻や粘土細工をするような感じです。
単純な球とか立方体のモデリングなら簡単です。 でも、リアルな人物などを作るとなると、かなり高度な技術と時間が必要です。 ちなみに私も、人物は作れません。


POSERには、そのモデリング機能がありません。
そのかわりソフトに標準で、キャラクターの3Dモデルがインストールされています。
そのモデルのMTと呼ばれる数値をダイアルで調整して、顔立ち、表情、体格、ポーズなどを変更します。


まず、作業画面を見てみましょう。 画像はPOSER 4のものです。 2005年10月現在の最新バージョンはPOSER 6です。



1.
キャラクターが表示されるエリアです。

2.
MTダイアルのエリアです。 このダイアルをマウスでスライドさせて、キャラクターの表情やポーズ、顔立ちや体格などを変更します。
または、体の各部をマウスで直接ドラッグしてポーズを変えることもできます。

3.
カメラやライトのエリアです。


では、髪と服を着せてみましょう。



4.
メニューを切り替えて、髪型や服を選んで着せてあげます。 簡単なマウス操作だけでできます。


次に、ポーズをとらせてみます。



5.
MTダイアルを調節してポーズを決めます。
体の各部を動かすと、服や髪もそれに連動して動くので、服と体を別々に操作する必要はありません。 もし必要なら、別々に動かすことも可能です。


背景がちょっと寂しいので、後ろに平らな板を立てて写真を貼り付けてみます。



6.
こんな感じになりました。 サンプルとしてはあまり魅力的な絵ではありませんね(笑。
私の作った絵は、ギャラリーでご覧下さい。(レンダリングはVueです。)

POSERで作られた素晴らしい作品は、後述のリンク先でご覧になってください。

背景に写真を使わなくても、建物や室内の舞台セットの3Dモデルデータが有償、無償でたくさん配布されています。 そういったものを活用すると、様々なシーンを作ることができます。

ネット上で配布されているPOSER用データは舞台セットだけではありません。 洋服、髪型、アクセサリーなどなんでもあります。 キャラクターも男性、女性、大人から子供まで、色々配布されています。


そういったものを組み合わせてどんなCGが作れるのかは、下記のリンクを参照してみてください。 POSERで作られた作品がたくさん投稿されています。

[ 3DCG USER GALLERY ] [ ぽざくらぶ POSERCULB ] [ Renderosity ]


POSERの日本語版の販売代理店、 [ e frontier ]


ちなみに私がよく使っているキャラクター、「鈴音さん」の配布サイト。

[ studio HARPOONVOLT ]


鈴音さんをPOSERで使うには、別売りの「Millennium Girls」というキャラクターモデルが必要です。 下記のサイトで買えます。 海外のサイトですけど、買い物はそんなに難しくないです。
あと、POSERを始めると頻繁に目にするようになる、「Victoria」や「Aiko」といったキャラクターモデルもここで買えます。

[ DAZ ]


洋服などのアイテムを探すならここ。

[ plus for Poser ]


取りあえずの紹介です。 他にもたくさんのサイトが世界中にあります。


かなり簡単な説明でしたけど、POSERと3DCGに興味を持っていただけたら嬉しいです。

* よかったら [ Vueってどんなソフト? ] も読んでみてください。 


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